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敏感肌で肌がかゆくなる!?意外と知らないメカニズム&緩和ケア

敏感肌で肌がかゆくなる!? 意外と知らないメカニズム&緩和ケア

肌のバリア機能が衰えることが原因で、さまざまな不快症状が現れる敏感肌。
その症状の1つには、肌のかゆみも挙げられます。
かゆみにつられて皮膚をかきむしると、さらなる症状の悪化を招いてしまうため、早めの対策が必要です。
まずはかゆみが発生するメカニズムを知り、敏感肌とかゆみの両方を緩和するケアを始めましょう。

敏感肌によってかゆみが生じるメカニズム

肌の表面には角質層という薄い層があり、ウイルスや細菌などといった外部刺激の侵入を防いでくれています。

しかし肌が乾燥し、角質層の水分量が減少すると、角質細胞の間に隙間ができて外部刺激を受けやすくなります。
これがいわゆる「肌のバリア機能の低下」と呼ばれる現象です。
このような現象が起きると、ちょっとした刺激にも敏感に反応し、ムズムズとしたかゆみを感じやすくなります。

敏感肌によるかゆみを防ぐケア方法

まずは保湿をしっかりと

保湿をして角質層の水分量が安定すると、肌のバリア機能が高まり、かゆみを始めとした敏感肌の症状を和らげることができます。
敏感肌になりやすい方はもともと肌が乾燥しやすいので、保湿効果の高い化粧品で、しっかりとうるおいを保ちましょう。
化粧品にはさまざまな種類がありますが、敏感肌の緩和にはセラミド配合のゲルやクリームがおすすめです。
セラミドは人の肌にもともと存在する保湿成分のため、化粧品で補うことで水分量を保つ効果が期待できます。

肌をこすらない・かきむしらない

肌を刺激するとバリア機能のある角質層が剥がれて、かゆみが悪化してしまいます。
たとえかゆくても決してかきむしらずに、保湿をしたり、一時的に冷やしたりして、かゆみが収まるのを待ちましょう。
アレルギーによってかゆい場合は病院で相談し、適切な治療を受けることをおすすめします。

また、スキンケア時の刺激にも注意が必要です。
いくら優れた化粧品でも、顔をこすりながらつけていると角質層を傷つけてしまいます。
たっぷりの量をハンドプレスで優しく丁寧になじませるようにしましょう。

十分な睡眠をとる

睡眠が不足すると肌のターンオーバーが乱れて、バリア機能も衰えがちになります。
日頃から十分な睡眠をとり、体の内側から健康的な肌を育てましょう。
「しっかり寝たいけれど、どうも寝つきが悪い」という方は、朝起きてすぐに太陽の光を浴びたり、日中に軽い運動をしたりすると◎
体内時計や自律神経が整うため、夜には深い眠りにつきやすくなります。

生活習慣や食生活にも注意を

敏感肌によるかゆみを防ぐためには、日々の適切なスキンケアと、生活習慣の見直しが欠かせません。
刺激に負けない強い肌を作るために、肌の外側と内側、両方からのケアをコツコツと続けていきましょう。