肌の乾燥はさまざまなトラブルの原因になりますが、その中にシワが挙げられます。
年齢とともに気になってくる目や口周りのシワは、加齢だけが原因でなく肌の乾燥も大きく関わっているのです。
そこで今回は、肌の乾燥によってシワが生じるメカニズムと、ハリのある肌を保つための対処方法をご紹介いたします。
肌が乾燥すると、角質細胞が増えて肌の表面が硬くなります。肌の表面が硬いということは、角質層のキメが乱れているということです。
キメの乱れたた肌は、シワができやすくなります。
とくにシワができやすいのは、目や口の周りなど肌の薄い部分です。
肌の乾燥によるシワは細かくて浅いですが、この小さなシワの段階でケアをしておかないと、小ジワ同士がつながって深いシワになってしまう可能性があるので注意が必要です。
乾燥が原因でできたシワは、丁寧な保湿ケアをすることで目立ちにくくすることができます。
保湿ケアをするときには、肌をしっかりと保湿してくれる化粧水やクリームを選びましょう。
とくに、ヒアルロン酸やセラミド、アミノ酸などが入っているタイプを選ぶと効果的です。
ヒアルロン酸は真皮に含まれている成分で、水分を保持する働きがあるため、肌のうるおいアップに期待ができます。
また、セラミドは角質に浸透して水分を保持してくれます。アミノ酸は、保湿作用があるだけでなく、肌の回復に必要なコラーゲンの合成にも必要な成分なので、乾燥肌対策に最適です。
これらの成分が配合された化粧品を使用して保湿ケアを行うことで、肌の乾燥とシワを防ぐことができます。
肌の表面の汚れや角質が残っていると、保湿ケアをしてもうるおい成分は肌に馴染みにくくなります。
保湿ケアを行う前に、正しい洗顔で肌表面の不要なものを落としましょう。
クレンジングや洗顔の際は、肌をこすらないようにすることが大切です。
すすぎは、36℃程度のぬるま湯で行いましょう。しっかり汚れが落ちるように、長く洗顔をする方がいらっしゃるかもしれませんが、必要以上に時間をかけた洗顔は、肌に必要なうるおいまでをも奪ってしまいます。
乾燥が気になるときには、丁寧に素早く洗うことが大切です。
ラシンシア クレンジングゲル
なめらかでみずみずしい水溶性ゲルのクレンジング。
植物由来の洗浄成分配合のゲルが、メイク汚れだけでなく、余分な皮脂や古い角質、毛穴の汚れもやさしく浮き上がらせて落とします。
肌によくなじみ、モイスチャーバランスを整えながらしっとり洗い上げます。
シワができてしまうと、メイクを頑張っても老けた印象に見られてしまいますよね。
シワのある肌は乾燥して肌のキメが乱れている状態なので、メイクのノリも悪くなります。
そうなるとどうしてもメイクが厚塗りになりがちで、さらに老けて見えるという悪循環を引き起こしてしまいます。
シワが浅いうちに乾燥肌対策を行って、深いシワになるのを防ぐことが大切です。
今回ご紹介した対策方法を参考に、丁寧で肌にやさしいスキンケアを心がけましょう。