毛穴のトラブルといえばオイリー肌の人特有の悩みだと思われがちですが、30代以降になると乾燥肌なのに毛穴が気になるという人が増えてきます。
毛穴の目立つ肌は、それだけでマイナスイメージを与えてしまいますので、改善したいものです。
乾燥肌の毛穴の悩みについて、その原因と正しいケア方法を確認してみましょう。
皮脂には肌を外的刺激から守る役割があるため、乾燥が進み皮脂量が減ると、肌が無防備な状態に。
その結果、紫外線の影響を受けやすくなり、若々しい肌に欠かせない「セラミド」「コラーゲン」「エラスチン」が減り、毛穴がしずくのように細長く落ち込む「たるみ毛穴」が目立つようになります。
肌の水分不足が続くと、水分の蒸発を防ごうと皮脂が過剰分泌されやすくなります。
過剰に分泌された皮脂は毛穴に詰まることも。そして毛穴に詰まった皮脂が空気に触れて酸化すると、「黒ずみ毛穴」の原因となります。
肌の内部は水分が不足しているのに皮脂分泌が多い、いわゆるインナードライ肌。
このタイプの方は、毛穴の汚れや肌のテカリを解消するために、丁寧に洗顔している方が多いようです。
毛穴に詰まった汚れは洗顔料を使わないと落とせません。
しかし、洗顔をし過ぎると必要以上に水分や皮脂が奪われ、皮脂を落とせば落とすほど皮膚は皮脂が足りないと思ってより多く分泌してしまいます。
乾燥肌なのに毛穴が気になる「乾燥毛穴」を防ぐために、まず正しい洗顔を心がけるようにしてください。
■正しい洗顔法
・お湯の温度はぬるめの温度(30℃~34℃程度)にしましょう。
・手でこすらず、しっかりと泡立てた泡でやさしく洗います。
・洗顔料が肌に残らないよう、やさしくしっかりとすすぎます。
・タオルは吸水性のよい柔らかいもので、軽く押し当てるように拭きます。
毛穴の角栓が気になる場合は、ホットタオルで毛穴を開かせてからオイルクレンジングでやさしく洗うとよいでしょう。
シートタイプの毛穴パックは肌に負担がかかるので乾燥毛穴にはあまりおすすめできません。
乾燥毛穴を改善するためには、角質層の水分量を上げることを意識しましょう。
そのためには洗顔後の保湿が大切です。洗顔後、すぐに化粧水や美容液で肌の奥までしっかりと水分を与えましょう。
しっかり保湿することでお肌が潤い、キメが整えば乾燥毛穴は目立たなくなります。
なかでも、角質細胞脂質の成分の1つでもあるセラミドの入ったものがおすすめです。
セラミドは細胞を繋ぎ、水を挟み込む働きがあるため、外から補っても、角質層まで浸透し、アトピーや敏感肌でも安心して使えます。
また、「ビタミンC」は皮脂分泌を抑えて酸化も防いでくれることから、「黒ずみ毛穴」の予防に有効です。
ビタミンCは、たるみ毛穴対策にも有効です。
効果的に肌の水分量をUPさせ、毛穴の目立たないキメの細かい肌を目指しましょう。
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