夏場は夜になってもなかなか気温が下がらず、不快な暑さで普段よりも眠りにくくなってしまうものです。
寝つけなかったり夜中に寝苦しさで目が覚めてしまったりして、睡眠不足が続くという人もいるかもしれません。
しかし、その睡眠不足は美を左右するターンオーバーの乱れを引き起こすこともあるので要注意。
今回は、睡眠不足と肌のターンオーバーの関係や、ターンオーバーの乱れを防ぐための方法について紹介します。
夏は紫外線ダメージや発汗による肌バランスの乱れなども起こりやすいため、きちんと睡眠を取って肌を休ませてあげたいものですよね。
しかし、夏の暑さなどで睡眠不足が続くと、肌のコンディションはどんどん悪化してしまうもの。
睡眠中には肌バランスを整えて肌の健康を維持してくれる成長ホルモンが分泌されるため、肌の細胞分裂を促してくれます。
肌細胞には、睡眠中にどんどん細胞分裂を行って不要な老廃物を排出する働きがあるのです。
健康な肌は28日前後といった周期でターンオーバーを繰り返しています。
睡眠時間が少ないとターンオーバーのサイクルは乱れてしまい、肌のくすみやニキビといったダメージも起こりやすくなるので気をつけましょう。
肌のターンオーバーは、夜22時から午前2時までの間に盛んに起こるといいます。
この時間には脳下垂体から成長ホルモンが分泌されやすくなるため、新陳代謝が盛んになりターンオーバーが促されやすくなるのです。
22時までにぐっすりと眠っておけば肌の調子がぐんと上がりやすいのですが、22時までに眠るのは難しいという日もあるかもしれません。
早寝ができないという人は、眠り始めの3時間の睡眠の質にこだわってみましょう。
最初の3時間の眠りの質が良ければ、肌のターンオーバーに必要な成長ホルモンは十分に分泌されるということが分かっています。
寝苦しい夏の夜には、寝入ってもすぐに暑さで目が覚めてしまうこともありますよね。
しかし、寝入ってすぐの時間の睡眠の質が悪いと、肌のターンオーバーのサイクルも乱れやすくなってしまうもの。
暑い夏であっても最初の3時間にぐっすりと眠れるよう工夫してみましょう。
夏の夜はエアコンを使えば快適に眠れますが、室内を冷やしすぎてしまうと血流が悪くなり、新陳代謝がうまくいかなくなってしまうこともあります。
一晩中部屋を冷やさなくても、眠る前に部屋の温度をぐっと下げておくだけで快適に眠りやすくなりますよ。
夜中はタイマーでエアコンが切れるように設定するか、熱中症が気になる時は28度以上の温度でゆるくエアコンをつけておくとよいでしょう。
夏の夜は気温25度以上の熱帯夜になることも多く、寝苦しさで眠りが浅くなってしまうこともあると思います。
しかし、眠りの質が下がると肌のターンオーバーのサイクルも乱れてしまうもの。
暑い夏こそ良質な睡眠を取り、肌ダメージを防ぎたいものですね。
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